こんにちは千ブログです。
今回は土木で一人親方になって独立することは可能なのかについて解説していきます。
土木の仕事をしていてこれから独立していこうかなと思っている方の参考になればと思います。
結論からいうと、土木で一人親方になって独立するのはあまりオススメできません。
じゃあ、なぜオススメできないのか解説していきます。
一人親方については下記の記事で解説しています
土木の仕事は基本一人でできない
土木で一人親方をオススメできない理由はこの一つです。
土木の仕事の中には造成、解体、舗装、造園など、たくさんの種類の仕事があります。
ですが、これらの仕事の共通点は一人では仕事をすることができません。
しかし、無理をすれば一人でできないこともありません。しかし無理をすると怪我に繋がります。
土木で独立を考えているなら、2,3人は人員確保してから独立するのが無難です。
外注に仕事を依頼するという選択肢もあります。
ただしこのやり方は外注費用は安くはありませんので、利益が出づらくなってしまうことが多いいです。
契約が常用になってしまう
まず請負契約と常用契約について説明します。
請負契約とは
請負契約とは簡単に一つの工事に対して金額が決まるといった感じです。
例を上げると
○○の造成工事・500000円
〇〇の解体工事・1000000円
このような仕事のやり方のことを請負契約といいます。
上記の金額の中には現場までの交通費や、材料費、全て含まれています。
なので、経費を節約し、現場をはやく終わらすと稼ぎも大きくなる出来高制のようなものです。
反対に赤字になる可能性もあります。
手間請けとは
手間請けとは材料費は元請もちで労務費(人件費)のみを請け負う方法になります。
〇〇造成工事…予算500000円の場合
・材料費、交通費などの諸経費…300000円(元請け負担)
請負金額200000円
上記のように材料は元請が負担発注してくれる為、事務作業や発注作業などの負担はなくなります。
手間請けは請負契約同様現場を早く終わらせて利益を大きくしていきます。
赤字になる可能性はありますが、発注ミスや材料不足がない分請負契約よりはリスクが低くなります。
常用契約とは
常用契約とは材料費や人件費といった経費はすべて元請もちで一日いくらといった契約です。
○○解体現場・18000円
〇〇造成工事・15000円
このように一日出ていくらのような契約なので、赤字になるようなリスクもありません。
ですがこのような働き方は一人親方の働き方ではありません。
上記の記事でも解説していますが、元請けが社会保険を入れたくなからという理由でうまいこと使われている可能性が高いです。
いわば一人親方が常用契約で働きということは、福利厚生のない会社に勤めているのと変わりません。

まとめ
このように常用契約は請負契約よりもリスクがありませんが、売上になりにくいなどたくさんのデメリットもあります。
独立して最初のうちは常用契約で元請けの信頼を勝ち取るのも一つの経営の方法ですが土木で一人親方になってしまうと人が見つかるまでは、永遠に常用契約になってしまうので独立する前にしっかりとした準備をしてから独立するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?このように土木で一人親方になるのは稼ぎも少なくなってしまいます。
前段取りはとても大切です。これは仕事も同じです。
土木の仕事でも重機オペレーターは一人親方も多いいイメージが多いいので重機オペレーターのかたはこの記事はあまり参考にならないと思います
私も土木という業種で現在独立していますので質問などがあれば気軽にお問い合わせください。

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