土木に未来はあるのか?[結論:何十年先の未来は予想できない]

職業紹介

こんにちは千ブログです。

今回は土木作業員は将来性はあるのかについて解説していきます。

私は土木の仕事を約7年ほどしております。その中の経験から将来性について解説します。

皆さんはこれからの土木作業員のことをどう思いますか?

「将来性がないからやめとけ」「仕事がAIにとられるからやめておけ」など土木作業員の将来性については批判的な意見の方が多いいと思います。

しかし、私はそうは思いません。

土木工事の需要はかなり安定しています。生活していくにも必要なことなので中長期的に見ても仕事はなくなる可能性はかなり低いと思います

ただ、土木の仕事も職種によっては需要が減ることもあると思います。

今の土木業界、いや建設業界全体で求められているのは多能工の人材です。今回はそういったことも交えながら土木の将来性を考察していきます。

仕事がなくなるかもしれない土木の仕事

私自身土木作業員の仕事をしていて最近になって思うことがあります。

土木の仕事は本当になくなるのかということです。

いま現時点でも仕事がなくなっていっている予兆は僅かながらにあります。

それはどんな職業なのでしょうか。

重機オペレーター

重機オペレーターは現時点で最もなくなる可能性が高い職種かなと思います。

重機オペレーターの仕事は「ユンボで土を掘る掘削」などが一番想像しやすいかなと思います。

今現在コマツというメーカーなどは海外から輸入して半自動で動く重機があるからです。

重機オペレーターの仕事は細かい作業も多くミリ単位で掘削しないといけないなど、かなり高度な腕が求められてきました。

今そのミリ単位の仕事を機械でしてくれる時代です。私も二年前にそのシステムを搭載した重機に乗りましたがかなり高性能でした。

この動画内にもあるように現在殆どの現場でそのシステムを搭載した重機は使われていないです。

理由としては「そのようなシステムが有ることを知らない」「費用が高い」などがほとんどだと思います。

いつか、知名度が上がり、費用が下がれば必ずこの重機は使われるようになります。

そうなれば、重機は資格をもっていたら誰でも同じような仕事の生産性をうむことができるのでわざわざ、単価の高い専門家へ仕事は依頼されなくなります。

したがって、重機オペレーターの需要は下がります。

現在の機能だけならいいですが無人で重機の操作ができるようになると重機オペレーターの需要はほとんどなくなります。

このように需要がなくなるのはほぼ間違いないと思いますので重機オペレーターにも下手間も覚えておくといいかと思います。

造成工事

造成とは一般的には5つに分類されます

  1. 整地・・・決まられた高さなどに土などを均していく作業
  2. 伐採、抜根・・・木を切ったり、木の根っこを抜く作業
  3. 地盤改良・・・軟弱地盤の土地に地盤改良材や杭などを打ち地面の強度を上げる作業
  4. 盛土・切土、土留・・・道路より高い土地を低くしたり、道路より低い土地の地盤を上げる作業
  5. 残土処分・・・現場で余った土などを処分する作業

主にこのような作業がメインの作業です。

これらの作業の共通点は人が家を建てる際などに必要な業務です。

今、日本の人口は減ってきています。

今の日本の問題は人口減少、少子高齢化ですが日本は2050年までに人工が8000万人にまで下がると言われています。

そうなったとき、年金確保のため税金は上がるでしょう、若者も結婚できない人も多いいでしょう。

そうなった時に独り身で、年収は変わらず、税金は高いとなった時に家を建てますか?

家建てないですよね、家を建てないということは造成工事が行われないです。

しかし、完全になくなることはありません。

少子高齢化、人口減少が進んでも一部のお金持ち、結婚して子供も生まれて幸せな人は必ずいます。

ただ、人口が減り、未婚率もあがり、お年寄りが多いいとなれば今よりは確実に造成工事の需要は減ります。

需要が減ると競合が増え、仕事の案件を取りづらくなることが考えられます。

しかし、造成工事をしている方たちはもとから多能工の人が多い傾向があります。

簡単な型枠をしたり、コンクリートを流したりといったように多能工の人が多いのであまり気にしなくてもいいかもしれません。

土木工事の将来性

土木工事の多くは国、各地方の自治体によるものがほとんどです。

そのため、景気のも影響されにくいのが特徴です。

いま現代の生活を送っていくには必要不可欠な仕事なので需要が減ることは考え辛いです。

しかし、仕事はあっても体を壊し定年まで働けないといった人はたくさんいます。

そうならないためにも、日頃の体操、安全管理などはしっかりして安全第一で働くことが長く働く一番のコツです。

まとめ

いかがでしたか?今回は土木の将来性について考察してみましたが、未来は誰にもわかりません。

そのため、本当に土木の仕事がなくなってしまう未来もあるかもしれません。

ですが、その可能性は限りなく低いことがわかったのではないかなと思います。

上記以外にも需要の減る職種はあるとは思いますが、今の時代は多能工です。

一つの専門職をつけるよりはほとんどの仕事をある程度できる人のほうが需要はあります。

土木の仕事はそれらを踏まえるとかなり需要のある仕事だと言えます。

結論(鉄腕アトムが完成したらすべての仕事はなくなる)

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