こんにちは千ブログです。
今回は独立する前に必要なものについて解説していきます。
私は現在建設業を経営していますが、独立する前に準備が足りなかったこともありとても苦労しました。
準備不足で独立しても後々がしんどかったり、最悪の場合半年も行かない間に廃業ということにもなりかねません。
独立も仕事と同じです。前段取りが大切です。
まだ、独立の予定はないという方も少しずつ揃えていくと、独立する際にとても楽になるので参考にしてみてください。
職人が独立する前に必要なもの

まず、必ず必要なのは独立する覚悟、成功する自信です。
「なんだ精神論か」と思う方も多いいと思いますが。
経営者は一般的な会社員より「うつ病」の可能性が約2倍になると言われています。
原因としては、経営状況の悪化による「お金の問題」、経営者の特有の「人間関係の悩み」からくることがほとんどです。
私自身、人間関係には今でも悩むことは多いいです。
住所 (自宅か事務所)
まずは、自宅か事務所を住所にして開業届を出すか、法人なら登記する必要があります。
私は自宅で開業しました。現在は事務所もありますが事務作業は家ですることが多いいので、自宅で開業で問題ないと思います。
材料、道具などの置き場
建設業の仕事は基本かなりの資材や道具が必要になります。
土木、足場屋、型枠大工などは資材、道具などもかなり必要になりますので広い土地の置き場が必要になります。
ですが、最初に無理をして道具を買ったり、土地を買う必要はありません。
必要最低限の道具を揃え家に置いておくのもいいかもしれません。
私は、汚れた道具を家の中に入れるのに抵抗があったので、レンタルボックスを利用しました。
費用も安いですし、必要な広さを借りることができるので最初はレンタルボックスを利用する方がいいかと思います。
私の経験上、独立すると道具も必ず増えてくるので予め少し広めのレンタルボックスを借りることをオススメします。
<レンタルボックス>を自宅周辺で探す

社用車
現場の行き来や道具の運搬などで車は必需品になります。
自家用車でも問題はありませんが現場の道具を積んだりするとかなり汚れます。
お金に余裕がある人はハイエースやキャラバンなどに乗るのもいいかもしれませんが、売上がある程度安定するまでは自家用車で十分です。
私は、独立した際に友人から5万円ほどで軽トラを買いましたが十分でした。
その軽トラは今でも愛用しています(笑)
私の友人はオークションや中古車フリマなどを利用して安く中古車を買った友人もいます。
ただ、中古車を買う場合は当たり外れはあるので必ず現車確認をするようにしましょう。

必要最低限の道具を揃える
独立をするのであれば最低限の道具を揃える必要はあります。
私は土木で独立しましたが、はじめに揃えた道具はスコップや安全帯などの必要最低限です。
というより、お金がなかったのでそれ以上買えませんでした(笑)
ただ、道具を揃えるのに越したことはありません。
道具があれば請けれる仕事の幅は増えます。
私のように必要最低限の道具しかないと、手間請けしかできなくなります。
手間請け・・・工事の材料費などは負担せずに、人工賃だけで工事を請け負うこと
最近知ったのですが、アマゾンやメルカリなどに安くて使える道具はたくさんありますのでネット上で買うが費用を抑えるコツかなと思います。
アマゾンで道具を探す書類を作成する
建設業は現場に入る際に作業員名簿をはじめ、たくさんの書類を作成さなければいけません。
あらかじめ書類を作成しておくと、現場に入場する際にとてもスムーズに入場することができます。
今の時代スマホでも書類作成はできますが個人的にはパソコンかタブレットの方がいいかなとは思います。
私が独立したときはスマホで書類作成をしていましたが、アプリが落ちて最初からになったりなど不具合があり書類作成にかなり時間がかかりました。
今は、Chromebookというパソコンが2万円台で売っています。
私もChromebookを使っていますが速度も早くなんの不具合もありませんので値段的にもChromebookがかなりおすすめです。
Chromebookはタブレットになるものもあるのでタブレットの方が使いやすいという人にもおすすめです。
後は、必要に応じてですがFAXもあったほうが便利です。
FAXは書類の提出や、請求書の提出に大変便利ですが固定回線の契約などが必要ですが、今の時代はスマホ1台でFAXの送受信ができるサービスもありますので費用的にもそちらを利用するのもいいかもしれません。

時代は変わりますね
仕事用携帯
プライベートと仕事用の携帯を一緒にしている方も少なくはありませんが、独立をすると想像以上に番号の交換をします。登録している番号が多すぎて誰が誰かわからなくなることも多いいので、私的には仕事用の携帯は必須かなと思います。
つい最近までは固定電話が会社の信用となっていました、今でもそのような風習がありますが昔ほど重要なものでもなくなってきました。
固定電話よりは私は携帯の方が持ち運びもできて便利かなと思います。
私は現在人気の楽天モバイルで契約して会社用の携帯としています。
楽天モバイルはコスパ的にもかなりおすすめです。

名刺
独立する上で名刺は必須です。
取引先との商談、現場での挨拶のときなどに名刺交換しておくと自身の宣伝にもなります。
名刺はシンプルなデザインの方がいいです。
名刺の作り方は2通りあります。
1つ目は専門家に依頼する。
専門家に依頼すると費用は高額になりますが、きれいなデザインに仕上げてくれます。
店舗に直接行く方法もありますがココナラというサービスを使うとネットで注文することもできます。
ココナラ無料で登録できたくさんのサービスがあるのでとてもおすすめです。
簡単!ココナラの無料会員登録はこちら
2つ目は自分でデザインする方法です。
私は自分でデザインしました。
canvaというサービスを使うと無料で会社のロゴも名刺も自分で作成することができます。

上記の名刺は私がcanvaで私が自分で作った名刺です。
自分で名刺を作ると名刺にも愛着が湧くようになります。
自分でデザインを考えると時間がかかるということが唯一のデメリットです。
自己資金
自己資金っていくらあればいいのか気になる人が多いいと思います。
自己資金は最初の諸経費などを差し引いて給料の3倍は必要かなと思います。
一人で開業する場合
本人の給料が月30万円の場合
30万円×3ヶ月=90万円
従業員が3人いる場合
3人とも給料が月30円の場合
30万円×3人×3ヶ月=270万円
諸経費を引いてこのぐらいはいるかなと思います。
建設業の基本は末締めの翌月末や翌々月10日が一般的な支払いサイクルです。
1月1日から働くと1月31日に締め日
2月28日に支払い日
または3月10日に支払日
このような流れが建設業では多いいので3ヶ月分はとっておかないと従業員の給料を払えないなど、自分の生活がしんどくなるなど、後々大変になるので必ず、自己資金の準備はしっかりとしておきましょう。
他にも融資を受ければいいという人もいますがまずは、自分の力で1年頑張って黒字決算ができてから融資を受けることをオススメします。
まとめ(自己資金が一番大切)

いかがでしたか?
今独立を考えている方の参考になれば嬉しいです。
私は自己資金を確保せずに独立してかなり金銭面で苦労しました。
なのでみなさん自己資金はしっかりと準備して失敗しない独立をしてもらえればなと思います。
最後にもう一度独立は前段取りが大切です。
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