建設業で独立を考えている人必見!一人親方と個人事業主の違いとは?

独立

こんにちは千ブログです。
今回は一人親方と個人事業主の違いを解説していきます。
近年一人親方はかなり増えています。
一人親方と個人事業主は私は全く別のものと考えています。
今回はそんな知ってるようで知らない一人親方と個人事業主の違いについて解説していきます。
現在個人事業主の方や、一人親方の方も確認のためにもぜひ読んでください。

一人親方とは?

労働者を雇わず自分自身のみ、または自分自身と家族で事業をしていることを一般的に一人親方といいます。
一人親方は建設業の他にも、漁業や職業ドライバーなどにも多く見られます。
ここでよく、勘違いがありますが、一人親方は建設業だけと思っている人が多くいますが、あくまで事業を行うことの手段なので職種などは関係ありません
一人親方労働者を使用する場合には条件があります。
労働者を使用する日の合計が一年間で99日以下
1週間の労働時間が20時間以内
月30日未満の労働日数など

このように、一人親方というものは原則として自分自身のみまたは自分自身の家族で活動することが原則です。

一人親方の働き方

一人親方の働き方の判断基準は実はとても難しいです
今回は国土交通省が出している一人親方の働き方をもとに解説していきます

・仕事先から意に沿わない仕事を頼まれたら自分に断る自由がある。

・仕事が早く終わったときなどに仕事先から予定外の仕事を求められたら断る自由が自分にある。

・仕事先の就業規則などの適用を受けていない

・仕事の就業時間を自分で決められる

・当日の仕事が終わったときは自分の判断で仕事を終えることができる。

・仕事先からの工程調整上の指示や、事故防止の指示を除き日々の仕事の内容を自分の裁量で判断している。

・あなたの都合が悪くなり、頼まれた仕事に代わりのものを行かせる場合は自分の判断で代わりの者を探し行かせる

・仕事を代わりのものが行った場合、工事代金を自分が受け取ってからその者に渡す。

・作業遅延などによって発生した損害は自分で負担する。

・仕事で使う機材(手元工具を除く)はすべて自分で持ち込む。

・仕事で使う材料はすべて自分で調達する。

・報酬は工事の出来高によって決まる。

いかがでしたか?これらのチェックリストで自分はあまり当てはまらないなと思ったらあなたは一人親方ではなく労働者の可能性が高いと言うことです。

これらの項目をまとめると
・請負元がいる
・請負元の就業規則などに縛られていない
・仕事の必要なもの(人、材料、道具)は自分で用意していること。
・仕事の報酬は日給などではなく、出来高制であること
・仕事を選ぶ権利があること

このようになります、一番上に請負元がいるとかいていますが、請負元がいない場合もありますよね?
例を上げると、
・友人の家の水道を修理した。
こういった場合修理費はいくらかもらいますよね?
ただ、友人とか家族になると契約書や発注書などわかわさないため元請け先がわかりませんよね?
こういった場合は、国的には一人親方として仕事をしたことにはなりませんのでご注意ください。

個人事業主とは

個人事業主の定義は法人とせずに、個人の資格で単独で事業を行うもの。
個人事業主は、従業員をやとうことができ、雇い入れる人数には上限がありません。
ですが、個人事業主の場合従業員の人数が4人以下なら社会保険は任意ですが、5人以上になると原則社会保険加入が義務付けられています。


大きな違いとしては従業員が雇える、元請け先がなくてもいいということです。
元請け先がいなくてもいいということは職種の幅がひろがりますよね?
例えば、ユーチューバー、店舗経営など他にもたくさんの事業が行なえます。
このように幅広いジャンルで活躍できるようになります。

まとめ

このように一人親方と個人事業主では大きく違います。
ですが、勘違いしてはいけないのは、一人親方の人も個人事業主ということです。
また、個人事業主が人を雇い入れる際に必要な手続きなども詳しく解説していきますのでよろしければまた、見に来てもらえると嬉しいです。


コメント

  1. […] […]

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