建設業未経験の方必見![知っておくべき業界用語]

雑学

こんにちは千ブログです。

今回は建設業でまだ働いたことのない方に建設業の業界用語をお伝えできればなと思います。

建設業ではたくさんの業界用語がありますが建設業の作業をしながら、業界用語を1から覚えるのはとても大変です。

今回の記事を読んで頂くと建設会社に就職した際に少しは楽になります。

建設業でよく使われる業界用語

今回は建設業界でもよく使われる業界用語を紹介します。

新規(しんき)

新規は主に2つの意味がありますの意味があります。

1つ目は「新規入場者教育」です。

新規入場者教育とは建設工事現場に入る際に現場のルールや災害時の避難場所の確認などの教育のことです。
この教育は建設業界で何年働いていても現場が変わる毎に受けます。
(新規入場者教育がない現場もあります)

「新規受けてこいよ」「新規受けようか」などを上司に言われたら新規入場者教育のことです。

2つ目は「新規入場者教育用紙」です。

新規入場者教育用紙とは建設工事現場に入る際に氏名、住所、緊急連絡先などを記入する用紙のことです。

現場によっては新規入場者教育を受ける前に書く場合もありますが、大手建設会社の現場では新規入場者教育を受ける前に書く場合もあります。

「新規書いといて」「新規提出して」などを言われたら新規入場者教育用紙のことです。

*これらの言葉を知らないと現場に入らせてもらえない場合もあるので必ず覚えましょう。

KY

KYとは(危険予知)の略です。

建設現場では作業が始まる前に必ず毎朝行われるミーティングです。

「今日は足場の作業をする」→「足場の作業は転落する可能性がある」→「転落しないために安全帯を必ず使用します」

このKYミーティングはKY用紙に記入しながらすすめることが多く、このKY用紙は作業する場所まで持っていきます。

「KYするよ」と言われたらKYミーティングのことです。

「KY持ってきて」と言われるとKY用紙を持ってきてということです。

詰所(つめしょ)

詰所とは休憩所や待機所の意味です。

「詰所からドライバーを持ってきて」と言われると休憩所にドライバーを取りに行ってということです。

そういった際「詰所」を知らないとどこから持ってきたらいいかわからないので必ず覚えておきましょう。

ただ、会社によっては普通に「休憩所」「待機所」という会社もありますが、ほとんどの会社は「詰所」と言います。

ガラ

ガラとは現場で出る産廃廃棄物のことです。

産廃廃棄物とは現場で出てくるゴミです。

建設現場では基本的に出てくるゴミは基本的に産廃廃棄物です。(資材の切れっ端など)

建設現場で「ガラ出し、しといて」と言われたときはゴミを捨てておいてということになります。

養生(ようじょう)

養生とは汚してはいけない箇所や傷つけてはいけない箇所にブルーシートやナイロンなどを敷いたり、壁にテープで貼っている保護のことです。

ゴミが入らないように穴を塞いだりすることも養生といいます。

この言葉は建設業だけではなく引越し業者などでも使われます。(傷つけないないように床に引いている毛布など)

「養生はがしといて」と言われるとナイロンやブルーシートなどを剥がしといてということです。

「あそこの配管ゴミが入らないように養生して」と言われるとナイロンなどで配管の穴を塞ぐということです。

養生は他にも「火気養生」、「雨養生」などもあります。

「火気養生」とは火花が飛ぶ作業をする前に火花が飛散しないように防火シートなどで囲いを作ることです。

「雨養生」とは作業する際などに雨が当たらないように頭上にテントのようなものをブルーシートなどで作ることです。

「あそこ溶接するから火気養生しよう」と言われると溶接する場所を防火シートなどで囲むということです。

「今日ここで作業するから雨養生しといて」と言われたら作業する場所に雨が当たらないようにブルーシートなどでテントのようなものを作ると言うことです。

ネコ

ネコとは手押し型の1輪車のことです。

他にも「ネコ車」という会社もあります。

「あそこに置いてあるネコ持ってきて」と言われたら手押し型の一輪車を持ってきてということです。

ご安全に

ご安全にというのは建設業界の挨拶のようなものです。

え?挨拶と思われる方が多いいと思います。

作業中などは現場監督やお客さんなどが現場を見回りに来ます。

その際普通なら「お疲れさまです」といいますが建設現場では「ご安全に」と言います。

なので、現場監督に「ご安全に」と言われたら「ご安全に」と言い返すようにしましょう。

しかし同じ会社の人や同じ休憩室などで休憩している人たちには「お疲れさまです」と言いましょう。
同じ会社の人たちに「ご安全に」というとみんなから笑われるので使い分けるようにしましょう。

朝や帰る際などは「おはようございます」や「お疲れ様でした」が基本です。

まとめ

今回の言葉を覚えて頂くと現場に入った際職種にもよりますがほとんどの雑務はこなせるかなと思います。

他にも建設業界独特の呼び方をする道具などはたくさんあります。

この用語を覚えれたかどうかのテストを作ってみたのでぜひ一度挑戦してみてください。

問題

1.あそこで溶接するから火気養生と今日は雨降ってるから雨養生もしといて

2.あそこのネコでガラだししといて

3.新規書いたら詰所で待っといて

4.詰所からナイロン持ってきてこの配管ゴミはいらないように養生しといて

5.KYしたら詰所で新規受けよう

答えは下記に書いています。

答え

1.溶接をする場所を防火シートで囲んで頭上には雨が入らないようにブルーシートをテント型に設置する。

2.一輪車にゴミを積んでゴミを捨てる。

3.新規入場者教育用紙を書いたら休憩所で待っておく。

4.休憩所からナイロンをとり配管にゴミが入らないようにナイロンを巻く。

5.危険予知ミーティングをしたら休憩所で新規入場者教育を受ける。

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