建設業の前借りを利用していたら一生社畜です

雑学

こんにちは千ブログです。

このサイトの記事はこれまで、「建設業は稼げるよ」とみなさんに紹介してきましたが、たしかに建設業は他の職種に比べて稼げます。

ですが、建設業の職人はお金に困って会社に前借りをする人などが多くいます。

稼げるのになぜお金に困る人が多くいるのでしょうか?

それは、建設業の職人会社でよくある前借りには、闇があるからなんです。

この記事を読んだ皆さんはもう怖くて前借りなんかできませんよ。

この記事でわかることは下記

・前借りさせることによる経営者のメリット
・前借りをすると起こる悲劇

前借りさせることによる経営者のメリット

まずは、前借りさせることによる経営者のメリットから紹介します。

すべての経営者がこのような考えをしているわけではありませんので参考程度に読んでみてください。

従業員に長く働いてもらえる

経営者からすると従業員が前借りをお願いしてきたときまず思うことは「あ、この子は金銭管理能力が低い子なんだな」です。

金銭管理能力が低い人は前借りをするのは1度ではありません。

長く働けば働くだけ前借りを利用する回数は増えます。

従業員は「お金がなくなれば社長にお願いして前借りさせてもらえればいい」という考えになってきます。

前借りは転職したばかりのときなどは中々社長にお願いするのは難しいですよね?

前借りする人は貯金があるわけでもありません。

そういった理由から前借りを利用する人は転職も難しい、貯金がないから独立する心配もないので従業員に長く働いてもらえます。

どんなしんどい作業でもさせられる

前借りをする人の特徴として給料の範囲内で前借りをする人は中々いません。

前借りを利用していくうちに給料を上回っていく人も少なくはありません。

給料を上回るということは会社に借金をしているということです。

例を上げると月給30万円の人が会社に前借りをしていくうちに50万円の借金をしてしまうと言うことです。

こうなると従業員は会社の奴隷のようになってしまいます。

他の人がやりたがらないようなしんどい作業も会社に借金をしているがために自分がやらないといけないようになってしまいます。

いやな作業は俺なら断るぜ!

せん
せん

「じゃあ来月の給料、借金返済に全額引くから給料0円な」
と言われたらどうする?

来月給料ないならやるしかないな

この様になってしまう人はとても多いいです。

会社に借金が50万円あって毎月給料から2万円引かれていると考えると2年間はこのような状況になる可能性もあります。

他にも残業代なしで夜遅くまで事務所で作業させられたりなどまさに会社の奴隷のように扱えることは会社にとってメリットでしかありません。

前借りをすると起こる悲劇

会社の奴隷になってしまう

上述したように前借りをしていくうちに会社に借金をしてしまうと会社の奴隷のように扱われてしまいます。

少ない金額ならすぐに返せる人もいるかもしれませんが、中には会社に100万円以上の借金をしている人も少なくはありません。

そのような大金を毎月少額返済していてもいつ返し終わるかわかりません。

そのようになってしまうと一生会社の奴隷のようになってしまいます。

消費者金融等に手を出してしまう

会社に借金をしている人はこれ以上会社にお金を借りられないなと思うと消費者金融などに手を出してしまう人が多いいです。

こうなると、完全に悪循環です。

会社に借金返済のため給料から数万円引かれているにも関わらず消費者金融に毎月数万円返済するというのはかなり生活はきつくなります。

私の知人の例を皆さんに紹介します。

1ヶ月の固定費:会社への借金返済3万円、消費者金融の借金返済3万円、車のローン3万円、家賃5万円、スマホ代1万円

給料30万円−会社への借金5万円−消費者金融3万円−家賃5万円−スマホ代1万円=13万円

このように給料が30万円あっても固定費を払うと13万円しか残りません。

13万円のなかからガソリン代、食費、光熱費、などを使うと貯金なんて到底できません。

しかも、お酒が好きなど、ギャンブル好きなどの場合は生活費すら足りなくなることがあります。

そしていつの間にか消費者金融への返済などをしなくなってしまい、金融ブラックなどになってしまい人生設計が崩れてしまいます。

まとめ

いかがでしたか?

建設業の会社は気軽に前借りをできることが多いいですがこの記事を読んだ皆さんはこれから先は前借りを利用することはないでしょう。

急な出費など本当に必要な時以外は前借りをしないように心がけましょう。

若いから大丈夫など思っていると取り返しのつかないことになってしまうことがあります。

社会人になったばかりの人や、お金の使い方が荒いという人はもう一度毎月の生活費や固定費などを見直して見るほうがいいでしょう。

ご愛読ありがとうございました。

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