建設業がなぜ底辺と言われるのか

雑学

こんにちは千ブログです。

今回は建設業は底辺なのかについて解説していきます。

結論底辺じゃありません

底辺じゃないならなんで底辺と言われるようになったかというのから解説していきます。

この記事でわかることは下記

・建設業が底辺と言われる理由
・建設業が底辺ではない理由
・東京タワーを建設した男たちの物語

建設業が底辺と言わる理由

態度が悪い

私自身土木作業員として働いていますが態度が悪い人がいるのは事実です。

建設業の職人会社は基本的に就職難易度がかなり低いのでいろいろな人がいます。

その中には人付き合いが苦手な人、無口な人、声が大きい人、世間知らずなどたくさんの人がいます。

しかも、基本的に建設業の職人の会社はピアス禁止、髪を染めるの禁止、ピアス禁止など見た目に規制がないことがほとんどです。

見た目も悪く、無口な人や、声が大きい人が多いいのが印象が悪くなっている原因にあるかもしれません。

テレビや映画の影響

テレビなどでお金に困った人がスコップなど材料を持ったりしながらゴミのように扱われているのを見たことはありませんか?

借金をしてヤクザが建設業の会社に連れていき給料もなしに重労働をしている映画などテレビなども多かったと思います。

仕事をして疲労で倒れたら水をかけられ殴られ、蹴られなどテレビや映画ではよくありますが、建設現場ではそんなことは全くありません。

ですが、このように建設現場は人生のどん底のひとが働いているイメージや暴力をふるう上司などのイメージが強いのも土木作業員や建設作業員が底辺というイメージが定着した理由かもしれません。

ですが、今の時代の建設現場は親方が見習いに怒声を浴びせると親方が現場を退場になったりすることもあるくらい今の建設業は平和です。

土木作業員や建設作業員が底辺じゃない理由は一つ

建設業がないと今の世界はない

そんな大げさなと思う方も多くいると思います。今から解説していきますね。

電気や水道やガスが通ってない

現在のライフラインに欠かせない電気、水道、ガスは建設業の人たちがいないと間違いなくここまで復旧していません。

・発電所を建設する⇒発電所が止まらないように発電所を整備する⇒各家庭に電気を届ける為に電線を設置する⇒電線から各家庭に電気を繋ぐ

このように電気だけでも建設業の役割はたくさんあります。

スマホが使えない

携帯電話を開発した人はすごいですが、建設業の人たちがいないと意味がありません

建設業の人たちが携帯電話の基地局を作っていかないと携帯などで電話をすることもできません。

今の時代はネット社会ですが、建設業がこの世に存在していなければこのような時代になってはいないでしょう。

一般道路や高速道路がない

これは当たり前ですが今の高速道路や一般道路などは建設業の人たちがいないとありません。

かりに高速道路などがあったとしても整備する人がいなければ道はガタガタでとても車が走れる状態でないことは間違いないと思います。

家やビルがない

もちろんですが建設業がないと今現在当たり前のようにある家やビルなどは存在しません。

家がないということは今当たり前のように生活している環境がないということです。

外で生活していると考えたらゾッとしますよね

この他にもたくさんありますが全部書いていると読んでいる皆さんがしんどくなると思いますのでこの辺にしておきますね。

他にもたくさんありますがそれは他の記事にまとめますね。

最後に有名な話ですが東京タワーを建てた男たちの物語を紹介します。

東京タワーを建設した男たちの物語&スカイツリー

1957年に東京タワーの建設は始まりました、世界一の鉄塔を作るのに与えられた工期はわずか1年半でした。

そこで桐生五郎率いる鳶職人の精鋭部隊が集まりました。

彼らは朝の6時から18時まで働き続けました。

この時代は落下防止のネットや手摺はありませんでした。

当時建設業の死亡災害は年間1846人でした。

東京タワーが完成したのは1958年12月に完成しました。

完成時の死亡災害はわずかに1名。

落下防止や手摺もない時代に地上100m以上にのぼりこの数字は今の時代には考えられません。

彼らが手作業で建て命がけで残した東京タワーは今でも日本のシンボルでもあります。

彼らが残した偉業は今後も語り継がれるでしょう。

しかし、1名亡くなった事実もあります。日本の建設業界はその1名を忘れることはありませんでした。

そして2008年7月に東京スカイツリーの建設が始まりました。

2012年2月にスカイツリーは完成しました。この施工において死亡者は0人です。

まとめ

いかがでしたか?記事で一人でも考えが変わったといってもらえれば嬉しいです。

建設業では今の次第でも一日あたり約3人の人が亡くなっています。

そのような命がけで働いている人を底辺呼ばわりするのは人としてどうかなと私は思います。

ですが、建設業で働いている人にも底辺呼ばわりされる原因は必ずあります。

建設業で働いている人も一人ひとりがきちんとした生活をしていたらみんなの印象も必ず少しずつ変わってきます。

建設業で働いている人も自分の仕事に誇りを持ってこれからも仕事をしていきましょう。

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