こんにちは千ブログです。
私は岡山県で建設会社を営んでいます。詳しくはこちら
今回は建設業の職人の定年について解説します。
建設業って60代後半の人や70代の人が働いている人を良く見かけませんか?
「建設業に定年はないの?」「年寄りを働かしてあの会社はひどい」などたくさん耳に入ることがありましたので本記事にまとめます。
本記事でわかることは下記
・建設業の職人の定年について
建設業の職人の定年について

建設業の定年に関して言えば明確な基準はありません。
ですが、誰でも70歳まで働けるというわけではありません。
では、どのように定年となっていくのでしょうか。
会社によって違いがある
職人の定年は会社によって違います。
60歳で定年がある場合もあれば定年制を設けていない会社もあります。
現在建設業は人材不足という現実もある為ある程度仕事を理解している高齢者を会社から手放したくないというのが本音です。
そのため会社によっては70歳後半の方が働いている場合もあります。
さすがに80歳の方が働いているのは見たことありません。
会社の取引先による
建設業の職人会社のほとんどが元請がいます。
職人会社は高齢者を雇用したくても元請が高齢者はダメというと現場に入場することはできません。
元請が反対する理由としては65歳以上の高齢者は足場にのぼってはいけないなどの決まりがあるからです。
足場上での作業多いい現場では高齢者が現場に入場できないのも仕方ないのかもしれません。
個人の能力による
建設業の職人の定年は個人の能力によってもかなり変わります。
何も仕事ができない70歳と若い子の育成もでき、現場の指揮をとれる70代ではかなり違います。
そのため、若いうちからしっかりと仕事を体にしみこませ、現場で指揮をとれるようになることが大切です。
建設業で定年制を取れない理由がある

上記のグラフを見ていただくとわかる通り現在の建設業は60代の方が一番多く働いていることがわかります。
それに比べ20代、30代の少なさは目に見てわかります。
その為60代の人には少しでも長く働いてもらい次世代の30代、20代を育ててもらわないと建設業の次世代の担い手がいなくなってしまい。
インフレにかなり影響してしまう可能性があるのです。
また、60代50代の方は10年後にはほとんどの方が引退してしまいますので、若い世代は今が仕事をしっかり覚えるチャンスとも言えます。
まとめ
今回は建設業の定年について解説しましたが、実際10年後のことを考えると若い世代は今が仕事を覚えるチャンスなので建設業に興味のある方は少しでも早く建設業の仕事をはじめ、経験豊富な50代60代に仕事を教えてもらい次世代の建設業を支えていきましょう。
ご愛読ありがとうございました。
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