建設業へ転職を考えている方必見!ブラック企業の見分け方

転職

こんにちは千ブログです。

私は現在建設業の会社の経営をしています。詳しくはこちら

現在、コロナの影響もあり建設業へ転職する方も増えています。

建設業へ転職する際に、会社が多すぎてどこの会社がいいかわからないという方はいませんか?

今回は、そんな方たちの悩みを解決するために、ブラックな会社の特徴を詳しく解説していきます。

この記事でわかることは下記

・ブラック企業に就職すると起こること
・ブラック企業で働いている人の対処法
・ブラック企業の特徴
・失敗しない転職方法

建設業のブラック企業に就職すると起こること5選

建設業のブラック企業に就職するとどんなことが起こるのかわからない人も多いいと思います。

ブラック企業に入っても俺は強いから大丈夫だぜ!

このように思っている方はいませんか?それかなり危ないです。

まずは、ブラック企業の恐ろしさを知ってもらうためにブラック企業に入ると、どのようなことが起きるのか解説します。

いじめ

いじめは学生の時だけだと思っている方もいると思いますが、全然そんな事ありません。

実際ホワイト企業でもあるみたいですが、ブラック企業でのいじめは想像を絶するものです。

特に建設業でのいじめは暴力が多いい傾向があります。

作業中に蹴られる殴られるなど仕事中にも暴力を振るわれます。

また、建設業でいじめがある会社は代表も一緒になっていじめていることがあるのでたちが悪いです。

いじめは相談する人がいないなどの理由で我慢してしまい最悪の場合自殺してしまう人もいます

給料から上がらない

ブラック企業と特徴として給料が上がらないことも多いいです。

面接のときなどに、「給料はすぐに上がるから」など言われますが会社に入ってみると全く上がらないことが多いいです。

どれだけ仕事を覚えても、どれだけ責任のある仕事をしても給料が上がることはありません。

社長に「給料を上げてほしい」とお願いしても「まだ全然仕事もできないのに給料なんか上げれる」と怒鳴られて終わります。

月の残業が80時間を超える

建設業でよくあるブラックな会社の残業時間は月80時間を超えます。

月80時間を超えるということは月22日の出勤であれば一日あたり3時間以上の残業があるということです。

このような残業が何ヶ月も続くと過労死ラインになってきます。

ちなみに過労死ラインは下記のように定められています。

過労死ラインとは、病気や死亡、自殺に至るリスクが高まる労働時間のことであり、それらの害が労働に起因するものだと認定する基準のことを言います。法律上では、「発症前1ヵ月間に100時間」あるいは「発症前2~6ヵ月間平均で80時間」を超える時間外労働の場合は、業務と発症との関係性を認定できるとされています。

出典:日本の人事部さんより

今現在、政府は残業を1ヶ月あたり60時間以内にするように呼びかけています。

過労死ラインを超えると、免疫が低下して病気になりやすくなったり、うつ病や睡眠障害などになってしまい最悪の場合自殺してしまうこともあります。

達成不可能なノルマを課せられる

ブラック企業では、達成不可能なノルマを課せられることもよくあります。

建設業では、このようなこともよくあります。

「ノルマを達成するまで絶対に帰ってくるな」などいわれかなりの残業をさせられることがあります。

残業するだけではなく「ノルマを達成できないお前が悪いから残業代はでない」といわれ残業代が出ないことがほとんどです。

退職させてくれない

これは、建設業のブラック企業は本当に多いいです。

会社をやめさせてほしいというとお金を請求されたり、次の人が見つかるまで待ってくれなど、会社をやめさせてくれないことが多いいです。

難しい話ですが民法第627条で下記のようになっています。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。 この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。

このように例外を除いては会社をやめるのは本人の自由です。

退職代行はこちら

ブラック企業で働いている方の対処法

上記のような環境で働いている人は今すぐにでも行動する必要があります。

ブラック企業で働いている人の多くは対処方法を知らないがためにブラック企業で働くしか無い人も多くいますのでブラック企業で働いている場合の対処法を紹介します。

労働基準監督署やハローワーク

まず一番身近なのは労働基準監督署やハローワークに相談することでしょう。

会社に対して裁判を起こす予定の方は労働基準監督署に相談に行った際に「労働基準法違反の申立をします」と明言することをオススメします。

また、自分ひとりで裁判を起こすのはとても大変ですので公的機関やNPO法人、専門家に相談することをオススメします。

上記のように無料で相談できるところはたくさんあるので一度相談してみることをオススメします。

退職代行

先程紹介した労働基準監督署などではすぐに会社をやめることができない場合が多いいです。

退職代行は今すぐに辞めたい人は利用することを考えてもいいかもしれません。

退職代行に利用には料金がかかりますが、体の健康より大切なものはありません。

今すぐやめたい方は退職代行の利用をオススメします。

ブラック企業の見分け方

これまではブラック企業に就職すると起こることを解説しましたが、そもそもブラック企業に入らないことが大切です。

ブラック企業に入ってしまわないようにブラック企業の見分け方を解説します。

給料が異様に高い

給料が異様に高い会社はかなり危ないです。

私の友人の体験談を皆さんにお伝えします。

友人の体験談

求人サイトに未経験で日給18000円の会社を見つけて応募
面接時に最初の3ヶ月は研修期間として日給8000円と言われ研修中は仕方ないかと友人は納得しました。
3ヶ月が経って研修が終わると社長から「お前は仕事の覚えが特別悪いから給料はあげれない」と言われ友人は不満を抱き会社をやめると社長に言いました。
会社をやめると社長にいうと「今会社をやめるなら研修費として100万払え」と言われ会社をやめることができませんでした。
友人はそんな環境で1年働き小さな現場の指揮官をするようになりました。
ですが、どれだけ仕事を覚えても給料は上がることなくその友人は今もその会社で働いています。

このようにブラック企業は一生給料が上がることがないので必ず、自分がやりたい職種を絞り込み、その職種の相場を調べてから応募するようにしましょう。

仕事内容がよくわからない求人

求人サイトで仕事内容を曖昧に書いていて詳しい仕事内容がわからない求人はありませんか?

そのような求人は要注意です。

このような会社はすべてがブラック企業というわけではありませんが、仕事内容がわからなければ会社のできる会社もわかりません。

ブラック企業に就職しないように仕事内容がわからない会社には応募しないようにしましょう。

昇格が異常にはやい会社

昇格のはやさを謳っている会社は要注意です。

・未経験から部長に昇格まで2ヶ月の実績
・未経験でもやる気次第では1ヶ月で昇格  など

このような会社は要注意です。

冷静に考えればこんなに未経験の方がこのようなはやさで仕事が完璧にできるわけないですよね?

このような会社は優秀な人材ばかり大切にして一般的な人材は捨て駒のように扱われるパターンが多いいです。

また、管理監督者になると、労働時間、休憩、休日の制限がありません。

また、残業の割増賃金も発生しません。

ブラック企業は取締役が多いい会社などでもよく見られます。

30代、40代が極端に少ない会社

ブラック企業の特徴として30代、40代の中堅世代が少ない場合が多いいです。

理由は簡単です、ブラック企業ではある程度のスキルがある人は転職します。

ブラック企業に残る人は行動力がないかブラック企業に洗脳されている人です。

ほとんどの人は転職するので、中堅層が抜けている場合が多いいので要注意です。

試用期間がある会社(社会保険がない会社)

多いいのですが、正社員で募集していたのに非正規雇用として採用するパターンは多いいです。

このような場合は優秀な人材でない限り正社員として採用しないようにしている可能性があります。

また、試用期間中は社会保険がない会社などもよく聞きますがそれは、犯罪です。

このような企業は殆どの場合実力主義でかなりの激務を課せられるパターンが多いいです。

みなし残業には要注意

みなし残業とは基本給の欄に(月40時間の残業を含む)と書かれていることです。

この場合月40時間までの残業なら残業代がでることはありません。

このような場合基本給はかなり高く見えますがよく計算してから応募をしないと基本給が最低賃金を下回っていることもあります。


基本給200000万(月40時間の残業代を含む)
月22日出勤×8=176時間
この場合
基本給は155700円
固定残業44300円
時給に換算155700÷176=884円

この場合東京の最低賃金の1013円を大きく下回ります。

固定残業代の計算はこちらから簡単にできるので一度確認してから応募することをオススメします。

失敗しない転職方法

上記のことを気をつけるとブラック企業に入ってしまうことを防ぐ事ができますが、それでもブラック企業に入ってしまう人は多いいと思います。

ブラック企業に入るのを完全に防ぐには転職エージェントにお願いすることをオススメします。

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