こんにちは千ブログです
私は岡山県で建設業を営んでいます。詳しくはこちら
今回は鳶職人になる前に揃えておくべき道具をみなさんに紹介します。
鳶職人は他の職種よりも自分の道具を揃えると高くなりがちですが今回は耐久性もあり、需要もある道具を皆さんに紹介します。
今回の記事でわかることは下記
・鳶職人になる際に必要な道具
・紹介道具の使用方法
鳶職人になる際に必要な工具

これから紹介する道具は現在鳶職人として働いている方でも使える商品なのでぜひ、みなさん検討してみてください。
シノラチェット

シノラチェットは鳶職だけではなく、建設業では多くの業種で必須工具と言えます。
使用方法は主に、2通りあります。
1つ目はボルトを締める作業です。
内部は歯車によって一定方向にしか回らない構造となっておりボルトを締める作業がとても効率的にできます。
2つ目は先端の尖っている部分をボルト穴に差し込みボルトの位置を合わせるということができます。
シノラチェットはかなりの強度があるためある程度の重さならテコの原理で楽にボルト穴を合わせることができます。
その他にも番線を縛る作業など鳶職人には必須工具の一つです。
水平器

水平器は足場を作って行く際には必須工具です。
使用方法は鉄骨や鉄パイプの水平を見るのが一番の使用方法です。
足場が少し斜めの状態で作っていくと強度的にも脆く自分たちだけではなく、ほかの人も危険に晒すことになります。
強度のある安定した足場を作るには、水平器は必須です。
あと、少し値段は上がりますが水平器にマグネットが付いているタイプの方が使いやすさはあります。
スケール

スケールは見た目の通り物の長さを図るものになります。
鳶職人はあらゆる長さの足場材、鉄パイプを使用しますので必ず必要な工具になります。
鳶職人の高所での作業が多いいためベルトに引っ掛けるようなスケールではなく、上記のように落下防止ホルダー付きのものを使うと落下の心配がありません。
また、スケールの先端の爪の部分にマグネットが付いているものの方がかなり使いやすいので鳶職人の多くはこのタイプのスケールを使用しています。
フルハーネス

フルハーネスは皆さんもご存じの方が多いいのではないでしょうか?
フルハーネスの使用方法は支持物にフックを引っ掛け転落を防止するためのものです。
高所での作業を行う人たちにとっては「命綱」ということになります。
以前まではベルト型の安全帯が主流でしたが2018年の安全衛生法改正以降は安全帯の名称は「墜落制使用器具」とされました。
また、現在では高さ5m以上の高所作業はフルハーネスの着用が義務化になっていますので高所作業の多いい鳶職人は必須アイテムです。
手甲(てこう)(てっこう)

手甲の使用方法は手甲を手首に装着するだけです。
え?何でそんなのがいるの?と思いませんか?
手甲は手首に装着することにより、手首の怪我の防止や、服の袖がなにかに引っかかることを防ぐためのものです。また、汗を拭うなどこの単純な作りの手甲は実は建設業で働いている人によってはかなりの便利アイテムのひとつなんです。
鳶職は高所での作業も多いいため高所で服の袖がなにかに引っかかってしまうと転落などの重大災害になりかねませんので鳶職人に手甲は必要なアイテムの一つです。
*手甲はつけていない人もたくさんいます。
まとめ

今回は鳶職人になる前に揃えておくべき道具を紹介しましたが、この中に欲しい商品はありましたか?
私はこの記事を書いていく途中で手甲を買うことにしました。
これから鳶職人になる方はこれから大変なこともたくさんあると思いますが諦めず頑張ってください。
ご愛読ありがとうございました。
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