鳶職人は建設の華と言われるけど将来性はあるのか?

職業紹介

こんにちは千ブログです。

私は岡山県で建設会社を経営しています。プロフィールはこちら

鳶職人になりたいけど、高所作業車なんかができて
足場の需要は減っているんじゃないの?

せん
せん

確かに将来性がない仕事はしたくないもんね。

よし、今回はその疑問を解決しよう!!

この記事でわかることは下記

・鳶職人の現在の状況
・鳶職人の将来性
・鳶職人の需要
・鳶職人の今後の活躍の場

鳶職人の現状

まずは、鳶職人の現状について解説していきます。

今現在鳶職人は「建設は鳶に始まり、鳶に終わる」と言われています。

文字通り鳶職人は建設には欠かせないものです。

ですが、全く問題がないわけではありません。

鳶職人の人手不足問題

現在建設業では深刻な人手不足に悩まされていることはご存じの方も多いいかと思います。

鳶職人も例外ではなく、高齢化が進みベテランが引退して次世代に引き継げないという状態です。

ですが、鳶職人は他の業種と比べても比較的若い世代は多いい印象があります。

ですが、職人の人数よりも工事の数が圧倒的に多いいため業界全体で人手不足に陥っているのが今の鳶の現状です。

また、若い世代が比較的多いい鳶ですが、一人前の職人を育てるには数年かかることからも当面鳶の人手不足は継続すると考えられています。

鳶会社の特徴

上述したように、現在鳶職人はかなりの人手不足というのが現状です。

人手不足の影響もあり、採用活動にはどこの企業もかなり力を入れています。

そのため年齢や学歴に関係なくやる気さえあれば鳶職人として就職できることが多いいです。

鳶職人は仕事もハードなため離職率が高い為、やめられないように丁寧に優しく指導する企業も増えてきています。

給料や福利厚生も人手不足改善のために年々改善されているため同世代でも収入が高いということは珍しくもありません。

そのため、今から鳶職人になりたい人にはかなりいい環境なのは間違いないでしょう。

現在の鳶会社は「外国人実習生」の受け入れも積極的で鳶職人の外国人比率が高くなる可能性も大いに考えられます。

もしかすると、10年後鳶職は外国人が行うのが当たり前というふうになってしまうかもしれませんね。

鳶職の需要

「建設は鳶に始まり、鳶に終わる」という言葉通り日本の建設工事がなくなればかなりもろに影響が降り注ぐ鳶職人ですが現在の日本はどうでしょうか?

オリンピック工事の影響で遅れた都市部の再開発や災害復興、防災工事など、日本の建設は更に加速すると言われているため当面の間は仕事がなくなることは間違いなくないと断定できます。

また、2000年頃の建設ラッシュで多くのマンションなどが建設されていきましたがそれらのマンションが現在改修時期ということもあり鳶職人の需要は加速すると言われています。

鳶職人の将来性

現代はAIの発達や新技術によってなくなるとされている職種はたくさんあります。

鳶の仕事は名前の由来でもある飛鳥時代より続く仕事です。

1000年以上も続く仕事ですので時代が変化してもあまり影響のうけない仕事という証明になります。

鳶職人は現在は引く手数多で仕事に困ることは考えられません。

したがって、長期的に見てもなくなる仕事ではないというのが今回の記事の結論になります。

鳶職人の今後の活躍の場

上述したように長期的に見てもかなり安定している鳶職人ですが、現在は新設の仕事がたくさんありますが今後は人口減少の影響で新しく高層マンションやマンションが建つのはあまり考えられません。

マンションが建つことは考えられませんが現在建設されているマンションなど外観の美しさや性能の維持のため15年〜20年の周期で修繕工事が実施されています。

修繕工事でも高いところの作業では必ず鳶職人が必要になりますので今後の鳶は改修工事の仕事が増えていくという予想がされています。

まとめ

いかがでしたか?

今回は鳶職人に将来性について解説していきました。

鳶職人はこれからも必要で重要な仕事です。

この記事で一人でも多くの方が鳶業界にはいって頂けると嬉しいです。

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